A.B.C-Z 8thDVD「花言葉」 わたし好みにエンディングを脚色するとこうなる
ダ・ヴィンチのえび特集を読んですっかり気をよくしていた私。
メンバー個々のインタビューでは、個々のインタビューなのにそれぞれ他のメンバーとの関係性とかが見え隠れして、1人のインタビューなのに他の4人の存在をすごく感じられる。そして、その一人を通して、他の4人のことも大好きになる。やっぱりステキな5人だなって思っていました。
インタビュアーさんが上手ってこともあるのかもしれないですけどね。
それについて感想文を書こうって思ってたけど、思いがめぐってうまく書けずにあえいでいるうちに、世界はもう「花言葉」でいっぱいになっていた。
なんとかついていってますよ!歌番組はちゃーんと見たし、初回限定盤も通常盤も手に入れて、一通り見たし聞きました。
花言葉のストーリーは、確かにせつない。特に、ヒロインのしおりさんと戸塚さんが本当に幸せになれるのか、不安になった方も多いのでは?
私の個人的な意見としては、やっぱり、記憶は戻った方が絶対いいと思うんですよね。だってさ、戸塚さんが、だよ、戸塚さんが、100本のバラでプロポーズしてくれたんだよ。大事だからもう一回書くよ。戸塚さんが、100本のバラで、プロポーズしてくれたんだよ。
そんな素敵な思い出、絶対忘れたくない!
しかも、しおりさん、それがキッカケでバラ好きになったっていうし、本人にとってもステキな思い出で、大切な思いが、LOVEがあったと思うんですよね。やっぱり、忘れたくないよ。
それに、記憶をなくしたまま橋本先生を選んだとしても、いつか思い出すかも…ってソワソワしながらずっと生きていかなきゃならないのは、橋本先生もツライし、ね。
とにかく、「コレでよかったんだ」って思いたい。もっとすっきりしたい。
と、いうことで私だったら、こう脚色したいなっていう展開をご紹介します。
(前置き長くてスミマセン)
まず、退院シーンにちょっとつけたし。
戸塚「ありがとうございました」
…しおりは終始うつむいたまま。橋本・戸塚・しおりの間にビミョーな空気がながれ、見かねた五関先生が一言。
五関「そんなに不安そうな顔しないで。大丈夫ですよ、お2人はちゃんと幸せになれます」
…相変わらず無表情だが、確信めいた言い方に、しおりはちょっと驚き顔をあげる
五関「な、橋本」
橋本「え。(一瞬とまどうも、意を決したように)…僕もそう思います。
幸せに、なってください」
…その言葉を聞いて、ほんの少し微笑むしおり。
戸塚「じゃ、行こうか」
で、2人を送り出す。
ここから本編にもどって、お花屋さんの河合くんがカスミソウを渡した最後のところから、またつけたし。
…橋本の肩越しにカスミソウを覗く五関に声をかける河合
河合「よっ!」
五関「なんだ、お前か」
河合「なんだはないだろ、お前のかわいい後輩にお花の配達だよ」
橋本「あれっ、2人ともなに、知り合い?」
五関「や。べつに…」
河合「(否定しようとする五関をさえぎるように)こいつ、うちの花屋の常連さん。クククッ。こいつさ、こう見えてさ、結構キザで。何年前だったかな、バラ100本の花束用意して、女の子にプロポーズしたんだぜ。」
橋本「ええっっ!五関先生、結婚してたんだ!」
五関「…してない」
橋本「でも、今、プロポーズって…あ。」
五関「(ふてくされたように)…フラれたんだよ」
河合「うひゃひゃひゃ(大笑い)」
橋本「(愉快そうに)あららら…、フラれたんだ、俺とおんなじじゃん!」
塚田「同じじゃないですよ。あなたは、ホラ、お返しをいただいたでしょ(とカスミソウを指差す)。感謝の気持ち、好感は持ってもらえてたってことです。だけど…」
五関「だけど、何だよ。俺だって好感は持たれてたよ!」
塚田「…(意味ありげに無言)」
五関「なんだよ、何か言えよ」
河合「うひゃひゃひゃ(大笑い)」
五関「うるせーよ。ここは病院だぞ、大声で笑うな。さ、行くぞ」
…歩き出す五関。一同ついていく。
橋本「?行くってどこにですか?」
五関「昼メシ。ラーメンおごってやるよ」
橋本「マジ?やった♪」
河合「俺、メンマ抜きで」
五関「お前には言ってない」
塚田「私はチャーシュー大盛でお願いします」
五関「…てか、お前誰だよ!」
…ワチャワチャと歩きさっていく4人。
場面がかわって、しおりと戸塚。
…口笛をふくしおり。ちょっと楽しそうに。
戸塚「何?それ」
しおり「ん。これね、嬉しい時に吹く歌。病院にいる間、忘れてるばかりじゃなくて新しく覚えたことだってあるんだから!」
戸塚「へぇ…。」
…軽口をたたくしおりの様子を見て、昔に戻ったような気がして少しホッとする戸塚。しおりの手をとり、手をつなぐ。
しおりも戸塚を見上げて、少し微笑む。
戸塚「幸せになろう」
しおり「(笑顔でうなづく)」
花言葉の最後、はっしーの「♪しあわせになろう~」のところから音楽が入って、エンドロール。
以上!