Moonlight walker の感想① ~初回限定盤C特典DVD「Za ABC ~5×Focus~」~
A.B.C-ZファーストCDシングル「Moonlight walker」。
せっかくブログをやっているので、五関担まるみつの心の赴くまま、感想をつらつら書いていこうと思います。まずは、初回限定盤Cの特典DVD「Za ABC ~5×Focus~」についてです!
最近のメンバーはそれぞれのステージで輝いていることが多く、その中でも振付というシングルCD制作の裏方部分に携わっていた五関くんですので、このドキュメンタリー番組内では彼のボリュームが多かったように思います。
この中で印象に残るのは、やはり振付を考えている五関くんの姿。今までも、様々なメイキング映像で五関くんが振付けに関わっている様子は見てきました。メンバーやジュニアに指示したり、振りを確認したり。いつかのコンサートのドキュメントでもリハーサル中のステージをじっと見つめる彼の姿がチラッと映って、そういう真剣なまなざしの五関くんを、すごくかっこいいと思って見てきました。
でも、今回映し出された彼の姿は。鏡の前に座り込んでじっと考え込んだり、あおむけになって目を閉じたり。声をかけるのが躊躇われるようなその雰囲気は、今までのような「ステキ」「かっこいい」だけでは済まされないものがあって、なぜか胸がきゅうと痛くなりました。
Music Clipの撮影中、塚ちゃんと何やら振りを確認していると、その近くで河合くんとはっしーが、「見せないようにしているけど、相当テンパってる」みたいに言っていて。また胸がきゅうきゅう痛む。
そして、塚ちゃんが五関くんを連れ出してごはん食べてる場面。塚ちゃんに「五関くんの悩みは?」と尋ねられた彼は、「ダンスを習いたい」と答えます。
まるみつ、涙腺崩壊。
あぁ、そうだったんだ、五関くん、本当はすごく大変だったんだ…。
よく耳にする会話で、
河「この曲も五関が振付けたんです」
五「はい、つけましたね~」…っていうのありますけど。
この会話の軽さのせいで気づかなかったけど。
本当は、キツかったんだ。産みの苦しみに、あえいでいたんだ…。
何かの雑誌で「もう一人自分がいて、朝起きたら振付ができあがってたらいいよね」みたいなこと言ってたし。
…振付を生み出すの、相当大変だったの?
他の雑誌では「僕が事前につくっておけば5分で済む」と言ってたし、メイキング映像でも「今日の撮影がおすかどうかは、僕の振付にかかっている」的なことを言っていて。
…自分のせいで撮影がおしたって、ひょっとして本当は責任感じてたの?
これも雑誌で言ってたけど、N.Y.に行ったのもサマパラの振付をすることが決まったからだったって。ふわふわ、へらへらしてたようみ見えたけど、「振付」に真剣に向き合ってたんだ…。
もちろん振付がそんなに簡単なものだって思ってはないけど、五関くんが実は、こんなに苦しんで、がんばってたんだって改めて気づいて。涙がでちゃいました。
涙腺崩壊ポイントはもうひとつあって、汗だくの塚ちゃんにスタッフさんが「おしてる?」と軽いノリで話しかけたら、「そんなネガティブな言い方はしないで」的なことを言う所。塚ちゃん、汗だくですっごくキツそうなのに。前向きに、ポジティブにって自分で上へ上へ気持ちを持ち上げているんだなってことがわかって。塚ちゃんだって簡単にポジティブになれるわけじゃなくて、塚ティブも彼の努力から生まれているんだよね…。塚ちゃん、かっこいいよ。
萌ポイントもご紹介。
雑誌の取材の場面で、とっつーの目が眠そうだったとこ。かわいい。雑誌の取材ってあんな感じのテンションなんだね。
はっしーが走っている場面。はっしー、すごくカッコいいし、話している内容もしびれるんだけど、私は後ろをお散歩している犬が気になっちゃいます。都会的な犬だわ。
そして。やっぱり塚ちゃんと五関くんのお食事シーン。
五関くんの、まっすぐすわらないお行儀の悪さと、口調の悪さ。それとは裏腹に声のトーンは静かで優しげなとこ。好き。
そして、私がいっちばん「うふ」と思ったのは、五関くんが、お刺身のツマっていうんでしょうかね、ワカメをお箸でとって、チョイチョイとお醤油つけて食べたとこ。うふ。なんか、うふふ。
おまけに、この場面で妄想。
塚ちゃんが、五関くんは俺に興味なさすぎ!ってすねるじゃないですか。これね、自分が五関くんと付き合ってる彼女だと思って妄想するの。
私に何の興味もないんでしょ!って言うと、彼はフハハッて軽く笑って。大げさな肯定も否定もなく、こともなげに言うの。
そんなことねーよ、かわいいって思ってるよ?って…。
きゃん。
…私、変態なんでしょうか。
このドキュメンタリーは、A,B.C-Zの、表に出ているエンターテイメントを支える裏の部分を見せてもらえる貴重なものでした。でも、なんというか、胸がきゅうきゅうした。こんな厳しい裏側のことなんか、知らないで、ただキラキラとした作品を見て楽しむだけのファンでありたかたっような気もするくらい、エンターテイメントの裏側には真剣で一生懸命なA.B.C-Zがいた。
オトコの真剣なまなざしにグッとくる、という人は必見の番組です。
気になった方は是非、見てください!