maru32’s diary

A.B.C-Zが大好き。五関晃一くんが好き。ただ、ただ、それだけ。

ダ・ヴィンチ8月号「ジョーダンバットが鳴っている」を読んでとっつーについて考える

ダ・ヴィンチ8月号、とっつーの連載「ジョーダンバットが鳴っている」を読みました。今回のテーマは私も見に行ったEarly Summer Concert。この連載を読んで膨らんだ私の想像するとっつーについて書きたいと思います。

 

 とっつーの特徴といえば、まずはあの端正なお顔立ち、だと私は思います。彼自身は、見た目なんか気にしねぇぜ、という性格のような気がするのですが、どんなに彼が嫌がったとしても、避けるのことのできないイケメン具合だと思います、これは。

だけど、彼の本当の魅力は、ぱっと目をひくその外見ではなくて、それ以外のところすべてに息づく、彼特有のセンス。この奇妙なセンスが彼をより魅力的なものにしていると思います。

正直なところ、彼がこれほどのイケメン(イケメンという書き方は安っぽくて彼の端正なお顔立ちには似合わないのですが、良い言葉が見つからないので、イケメンと表記させていただきます)でなければ、この彼特有のセンスは光らなかったかもしれない。イケメンだったからこのセンスは磨かれ、また、イケメンだったから魅力になった、と思います。

彼特有のセンスから生まれる彼特有の行動の数々から、奇行子という異名を持つとっつー。この奇行は彼がノッているときほど現れ出るような気がします。

アリサマコンは私も見に行ったと書きましたが、代々木の初回と大阪城ホールも初回を見させていただきました。とっつーのソロで、バンダナをまいた彼が登場すると、「彼はノッている…!」と確信し、歌の合間に「…暴れろ…」(確かそう言ったと思う)という彼のつぶやきを聞いた時は胸騒ぎというか、湖面でやすんでいた白鳥の群れが一斉に飛び立ったかのような激しい胸の高鳴りを感じました。他の回では、そんな曲調でもないのに激しくシャウトしたこともあったそうですね。

とにかく、彼がちょっと突飛なコトをすると、「とっつー、ノッてる、楽しんでる、かっこいい」となり、ファンもなんともいえない胸のざわつきを味わい大喜び。反対に、彼が単独のお仕事で他の俳優さんなんかと一緒にテレビに出たりして、普通のイケメンのようにふるまっているのを見ると、「とっつー、今日はおさえてる…、かっこいい」となり、ファンも安心して大喜び。

とにかく、3日で飽きるどころかいつどんな場面でも目を離せない魅力的なイケメンなのです。

そして、この彼特有のセンスは、例えば塚ちゃんが持っているような明るいイメージだけではなく、どことなくはかないような、あやういような不思議な雰囲気を持っています。これがまた端正な外見によく似合う。

大げさに言うと、正気と狂気の境界線を歩いているような雰囲気。繊細で、あやうい…。影響を受けやすい性質にも見えるので、舞台などで過激な役を演じる時などはその役に引っ張られちゃうんじゃないかって心配になります。何かと「○○のオマージュ」が出てくるのも、とっつー自身はどこにあるのって心配になります。アリサマコンでは、リハーサルがカットされて裏で激昂していたという彼。ここにも彼のあやうい感じが漂っていて、心配になります。

あやうい感じなのに、とっつーはひ弱な男ではない、というところがまたカッコいい。自己評価の恐ろしく低い、反省ばかりしているこの男はまた、負けず嫌いでもある。結構面倒臭い男なんじゃない?とは思うのですが。オーストラリアで慣れない英語で一生懸命交渉するとっつーを見たら、今度はあやうい、どころか、たくましい頼れる男にしか見えない。

書いているうちにとっつーを見失ってきました。何がなんだか。

えーと、話を「ジョーダンバット」のアリサマコンに戻します。

リハーサル不足でのぞんだというとっつーのソロ。

私、ジャニーズのコンサートはもちろんのこと他のアーティストのライブなどもほとんど行ったことのない、まぬけのシロウトです。正直に、無邪気に感想を言いますと…テクニックとしては、あんまり、上手ではないように感じました。代々木の初回ではイヤモニを気にしてたので何か不具合があったのかもしれないし、リハーサルもできなかったという状況で完璧を要求してはかわいそうなのかもしれないけれど。

でも、なんというのでしょうか、完璧でない、まだ未完成な感じが初々しくて、曲の内容ともあうというか、なんとも青臭い若々しい感じが、ステキだったと思います。ありのままのとっつーだったのかな、と思えて、私は感無量です。

そして、とっつーは連載の中で、メンバーにそれぞれ敬意を表しています。そこがまた彼の紳士的でステキなところ、だと思うのですが。

特に、私は五関くんが好きなので、五関くんについて言及してくれている部分がうれしい。河合くんのキツイ物言いを何事もなく受け止めるという五関くん。ステキ。そしてその2人を野球のバッテリーに例えるあたりも、最高。バッテリーっていえば信頼関係ランキングではかなり上の方ですよ。ものぐさそうな五関くんが、早めに稽古場に入ってたというところも嬉しい。五関くん、何食わぬ顔して、一生懸命だったんですね。

コンサートの振付をするっていうのはかなり大変なことなのか、今回のアリサマコンではめずらしく塚ちゃんも五関くんのガンバリをアピールしてくれてましたよね。CDアルバムのプロモーションが多かったのに、テレビやラジオで露出の少なかった五関くんだけど、「僕たちがプロモーション活動している間も振付の方やってくれてたんだよね」って確か、何かの時に言ってくれてたと思う。

メンバーがメンバー同士をたたえあって、みとめあっている様子が本当にステキでA.B.C-Zって本当にいいな、って思います。

それから、アンコールを求めるファンの声と終演を告げるアナウンスのあとにおこった拍手をとっつーが聞いていてくれたということ。さらに、他のメンバーも聞いていたよと言い添えてくれたこと。すごくうれしいですよね。

私はそのオーラス(というんですかね)には参加していないのですが、でもうれしい。次にコンサート行ける時があったら、もっと声をかけたい、もっと拍手をおくりたい、そう感じます。

 

なんだか、いつもの通りまとまりがないのですが。

私はこのアリサマコン、とても楽しかったんです。

初めてA.B.C-Zのコンサートを見たのは昨年のLegend Tourの名古屋。その時ももちろん楽しんだのですが、正直を言うと、その年の春に見たABC座の感激の方が強かったのか、「ワタシにはコンサートより舞台の方があっているのかもしれないな」となんとなく思ったのです。

でもやっぱりA.B.C-Zに会いたい、と思ってがんばって申し込んだアリサマコン。おかげさまで何とか2回、参加することができて。今回はするっと、なんの抵抗もなく、すごく楽しかった。構成がどうとかセットリストがどうとかいうことはさっぱりわからない、まぬけなシロウトなのですが、ステージに立っている人たちも楽しそうだったし、私もすごく楽しかった。

だから、あのコンサートは大成功だったのではないかなと思います。

 

とっつーが、こういう連載を持っているというのはすごく幸せなことだと思います。

とっつー自身が、パチパチと思いをつづってくれて、とっつーの思いを知ることができてファンは幸せ。

そして、とっつー自身にとってもいいことなんじゃないでしょうか。とっつーは思考の深い、というか頭の中の口数が多い人なのだと思います。コンサートのセットリスト案を河合くんが提示したとき、あっという間にシンプルにするっと塚ちゃんが発言したようですけど、その一瞬にとっつーは結構思いを巡らせている。ジャニーズウェブ内でのとっつーの連載でも、単純な出来事に対してこと細かに描写していることが多いように思います。こんなにいろいろ頭の中で考えを巡らせていたのでは、少しは外に出さないとパンクしちゃうんじゃないでしょうか。それにとっつーって、どことなく不器用で自己表現が苦手そうなので、こうした書くお仕事が合うような気がするんです。

とはいえ、パンク寸前のころには「ちょっと軽く話さない?」なんてお誘いが河合くんからあるんでしょうから、心配はないのかもしれませんね。

とっつーが、A.B.C-Zが幸せでありますように。