maru32’s diary

A.B.C-Zが大好き。五関晃一くんが好き。ただ、ただ、それだけ。

ABC座2015の当落を待ちながら、ジャニーズ伝説を振り返る①

10月のえび座のチケットが当たっていることを祈る毎日の中、2013年と2014年に演じられたジャニーズ伝説のことを振り返ってみました。

ABC座ジャニーズ伝説。「2013」はDVDで、「2014」は日生劇場で観ました。

ジャニーズ伝説2014は、私にとっての初ジャニーズ舞台、初日生劇場、初ナマえび、初ナマ五関…。私的メモリアル舞台です。この公演はDVD化されていないというところがまた、ねぇ、本当に見に行ってよかったなと思っています。

DVDと思い出を振り返って感想を述べます。

 

 

第1幕のジャニーズ伝説。

10代くらいの若い子には、もしかしたらつまらなく感じるかもしれないけど、私はこの1幕大好きだなー。古き良き時代の、新しい道を切り開いていこうとする若者の青春ストーリー。トントン拍子に話が進むだけでなく、苦悩の末にグループが解散を選ぶところとかは胸がキュウとなるせつなさもあって。

今のアイドルのキラキラ感とはまた違ったきらきら感がありますよね。

今のアイドルのキラキラはスパンコール系のキラキラだけど、こっちのは汗のきらきら、というとなんか汚く感じるな…、うーん、とにかくスパンコールとか人工的な輝きとはちがった、生き生きとした笑顔の輝き、って感じ。A.B.C-Zは、両方のキラきらを持ち合わせているような気がします。ステージに立っているときのキラキラ。前へ、前へと突き進むぜ、切り開いていくぜっていうチカラを感じるようなきらきら。

初代ジャニーズが築いたものを、A.B.C-Zはちゃんと受け継いでいるなと感じて、誇らしく思いました。他グループにはないものだと思います。これがいわゆる彼らの漂わす昭和感として現われることもあるし、エンターテイナーとしてのプロ感として現われることもある、といいつつ普通のキラキラアイドル感を出してくることもある。多彩。

 

2013」の第2幕。

A.B.C-Zの歴史がはっしー加入を中心に描かれています。

まず、感じたことは、「はっしー、演技上手」。表情とか声色の微妙な変化で、彼の戸惑いとか一生懸命さとかすごーく伝わってきた。マホチェリの時もそう思ったけど、はっしー、絶対演技上手だと思う。もっとドラマとか出てほしいなー。

 

そしてそして、私が一番好きなシーンは、加入したばかりのはっしーと各兄ズとのシーン。

かわいくん。自分自身にもあせりがあって、もがいていたところにはっしーが来てくれて。自分がはっしーを育てなきゃって必死だったんだろうな。キムタクになりたかったという河合くんにもたくさんの苦悩があって、今もそうかもしれないけど。でも、おかげではっしーは立派なセンターになったよね!おかげで、今のA.B.C-Zがあるよね!ありがと!河合くんもすごく輝いてるよ!

塚ちゃん。塚ちゃんもかわいくんと同じ気持ちだったのかなー。はっしーは厳しくされたり甘やかされるだけでなく、ぶつかる相手もいてよかったんじゃないかなーと思う。そしてその相手の塚ちゃんがいつも一生懸命、全力の男だったから、はっしーはちゃんと他のメンバーを尊敬できるセンターになったんだと思うな。

ごっち。「五関くん…」とはっしーに話しかけられた五関くんが「ん?」って返事するところが大好きです。だいぶ思いつめているはっしーに対して、なんとも軽すぎるこの返事。でもさ、はっしーの加入を当たり前のこととして受け入れているんだよっていうような、安心感を感じました。お前はグループの一員だよ、俺たちもう認めてるよ、そんなに思いつめることじゃねーよっていう軽い感じ。かわいくんと塚ちゃんが一生懸命だったのに対し、この別に何とも思ってねぇよ感がはっしーにとってはクッションになってよかったのかなーなんて思います。しかも、本当に何とも思ってない訳ではなく、はっしーの加入を大きな転機として認めてたわけだから。重大なことを重大に感じさせない、この雰囲気ってなかなか貴重だと思います。

想像するに、メンバーの一人が突然坊主頭になって現れるなんて場面では、本人も迎える側もかなり身構えるだろうけど、そんな時「へー、坊主にしたんだー、割と似合うね」みたいになんてことなく受け流されたら、坊主頭の人は気が楽になるんではないかな、、、。実際はどんな風だったかはわからないけど。

ま、時には、お前もしっかりしろよ!ってイラつかれることもあると思いますけど。

そして、とっつー。このシーンでとっつーは、「お前はお前だろ、お前らしくやればいいんだ」的なことを言います。この言葉、とっつー自身が先輩から言ってもらった言葉と一緒ですよね?(たしか、ダヴィンチの連載で言ってたと思う。ニッキさんか、イノッチさん。記憶あいまいです。すみません)自分が救われたという先輩からいただいた言葉を、今度は自分の思いをのせてまた後輩に送る。なんか、かっこいいな、とっつー。

・・・当時を本当に知っているファンの方達から見れば、もう涙が止まらない、そんな内容ですよね、この2幕は。ど新規ファンの私でも涙があふれますもん。

 

…長くなりましたので②へ。